とくこさんの読書日記[公開中]
- 2013年08月30日
新釈 走れメロス 他四篇を19ページまで読みました。
「あらゆる畜生の中でもっとも頭の良い生き方をしているのは猫に違いないが、あいつらが小狡いのも魚を喰うせいに違いないぞ」
2013/08/30 09:38:04
- 2013年08月14日
博士の愛した数式 (新潮文庫)を読み終えました。
2013/08/14 14:36:30
博士の愛した数式 (新潮文庫)を0ページまで読みました。
2013/08/14 14:36:09
博士の愛した数式 (新潮文庫)を277ページまで読みました。
一度言い淀んでから、彼女は続けた。「私がおります。義弟は、あなたを覚えることは一生できません。けれど私のことは、一生忘れません」
2013/08/14 14:20:50
- 2013年08月13日
博士の愛した数式 (新潮文庫)を259ページまで読みました。
光はまだそこかしこにあふれているのに、一番星と月がひっそりと浮かび、雲が刻々と姿を変えていた。木々の根元には暗闇が忍び込もうとしているが、その気配はまだ弱々しく、夜の訪れまでにはもうしばらく猶予がある。一日のうちで、私たちが一番好きな夕方だった。
2013/08/13 19:19:58
博士の愛した数式 (新潮文庫)を228ページまで読みました。
2013/08/13 11:56:02
- 2013年08月09日
博士の愛した数式 (新潮文庫)を198ページまで読みました。
オイラーの公式は暗闇に光る一筋の流星だった。暗黒の洞窟に刻まれた詩の一行だった。そこに込められた美しさに打たれながら、私はメモ用紙を定期入れに仕舞った。
2013/08/09 11:05:50
- 2013年08月05日
博士の愛した数式 (新潮文庫)を124ページまで読みました。
「夜の準備は始まっている。一番星が出たのだから」
2013/08/05 14:11:20
- 2013年08月02日
博士の愛した数式 (新潮文庫)を94ページまで読みました。
2013/08/02 16:07:58
博士の愛した数式 (新潮文庫)を80ページまで読みました。
そして私は、もしかしたら適切ではないのかもしれない言い方で、息子を慰めた。「大丈夫よ。心配いらない。明日になれば元通りになるから。明日になればまた、博士の江夏は、タイガースのエースに戻るから」
2013/08/02 15:53:11
博士の愛した数式 (新潮文庫)を66ページまで読みました。
散髪屋の主人はその白髪に覆われた頭蓋骨の中身が、一億までに存在する素数の個数を言い当てられることなど、知らないだろう。目の前の奇妙な男が早く帰ってくれないかと待っているソファーの客たちも、誰一人として、私の誕生日と腕時計に隠された秘密を知りはしないだろう。そう考えると、なぜか誇らしい気持ちになった。私は鏡に向かい、一段と明るい微笑みで、合図を送り返した。
2013/08/02 15:39:21
- 2013年07月31日
ラン (角川文庫)を読み終えました。
2013/07/31 15:50:40
- 2013年07月30日
ラン (角川文庫)を203ページまで読みました。
「でも、どんなに味わい深い恋愛をしたって、いつかは必ずどっちかが先に死んじゃうわけでしょ。一人が残されるんでしょう。だったら最初から一人のほうがマシかなって」
2013/07/30 11:42:44
- 2013年07月23日
ラン (角川文庫)を186ページまで読みました。
2013/07/23 14:41:12
- 2013年07月12日
ラン (角川文庫)を8ページまで読みました。
左目が宇宙から見た地球みたいな青。
2013/07/12 13:12:52
さがしもの (新潮文庫)を読み終えました。
2013/07/12 13:04:59
- 2013年07月09日
さがしもの (新潮文庫)を228ページまで読みました。
もしこの本が世界に存在しなかったら、いったいどうしていただろう。世界はなんにも変わっちゃいないだろうが、けれど、この本がなかったら、その本に出合えなかったら、確実に、私の見る世界には一色足りないまんまだろう。だからこの本があってよかった。助かった。
2013/07/09 13:53:43
- 2013年07月07日
さがしもの (新潮文庫)を166ページまで読みました。
2013/07/07 01:47:53
- 2013年07月06日
さがしもの (新潮文庫)を164ページまで読みました。
『だってあんた、開くだけでどこへでも連れてってくれるものなんか、本しかないだろう』
2013/07/06 17:12:21
さがしもの (新潮文庫)を155ページまで読みました。
自分の言葉で、自分自身の言葉だけで、何かを言えないものか。拙くてもいい、饒舌でなくともいい、何か、何かないか。自分の言葉を捜すようにぼくは文字を書き連ね続けた。
2013/07/06 17:03:06