新釈 走れメロス 他四篇 [90回参照されました]
とくこさん がこの本を手に取りました。とくこさんは、これまでに46冊の本を読み、11,505ページをめくりました。
本の紹介
14% [全219ページ(残り189ページ)]
状態 読んでいるところ
積ん読時間:積ん読1年以上
著者 森見 登美彦 ブックリンクされた本
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読書の軌跡
19ページ | 2013/08/30 09:38:04 | 「あらゆる畜生の中でもっとも頭の良い生き方をしているのは猫に違いないが、あいつらが小狡いのも魚を喰うせいに違いないぞ」 |
30ページ | 2013/09/09 11:02:30 | ひょっとすると自分は凡人であろうかという恐怖が俺を引きずり廻した。本を読もうと手にとってはみたが、どれもこれものっぺりとした意味のない文章に思われて、俺には読むことができなかった。そのくせ自分では一文たりとも書けないのだ。そんな日々が延々と続いた。今までの自分を忘れて、他の生き方を見つけなければならないと考えた。しかしそれは死ぬも同然である。俺は自分の思い描いていた人生にあまりに自分の型を合わせすぎている。それを突き崩す方策はまったく思い浮かばなかった。 |
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