もの食う人びと (角川文庫) [228回参照されました]
ぼんぼんさん がこの本を手に取りました。ぼんぼんさんは、これまでに145冊の本を読み、49,132ページをめくりました。
本の紹介
100% [全365ページ]
状態 読み終わった!
2009/06/23 23:16:26更新
著者 辺見 庸 ブックリンクされた本
-評価
★★★★★感想
「食を通して世界を知る」ルポ本なのですが、想像以上に面白くて、想像以上に悲しくて、想像以上にこの世は広くたくましかった!そんな印象です。
なんて生々しい。
むき出しの人生を垣間見た。
当たり前のことなのだけれど、食べる=生きること。
それを改めて実感させられました。
自分は、「生きるための食」なんて心から味わった事ないな。
小腹を満たすために、快楽のために、ただ消費するだけ。
おいしい!っていう感動はあるけれど、心の底からの渇望や感動なんて、本当に味わった事ない。なんかそれがある意味不幸な事のように感じてしまった。
明日から、食に対する意識がちょっと変わりそうです。
感謝とか。ちょっといつもと違うところに思いをはせてみるとか。
喉元すぎたらすぐ元通りになってしまうのかもしれないけど。
なんか忘れたくないなーと思いました。
表紙に描かれた観覧車。
読み終わって表紙を見ながら、しばらく考えこんでしまいました。
読書の軌跡
34ページ | 2009/06/18 10:27:30 |
81ページ | 2009/06/19 09:28:42 |
120ページ | 2009/06/20 23:59:43 |
224ページ | 2009/06/22 09:35:58 |
272ページ | 2009/06/23 08:58:22 |
365ページ | 2009/06/23 23:16:26 |
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