TPP亡国論 (集英社新書) [98回参照されました]
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本の紹介
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状態 読んでいるところ
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著者 中野 剛志 ブックリンクされた本
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筆者は戦略的な思考回路を重視しており、TPPという具体的な問題を通してそれを養うことを目的としている。 TPPとは、環太平洋地域諸国間で、関税の即時または段階的に撤廃する(例外なし)というもの。また、サービス貿易、政府調達、知的財産、金融、人の移動なども対象になる包括的な協定である。 またFTAは、相手国との間で事実上すべての関税撤廃が必要とされているが、実際には例外が認められており、国同士の交渉次第で決まる。韓国はアメリカ、EU、中国などの協議を積極的にすすめており、アメリカとは合意。一方日本はこれらの国との交渉はおくれている。→日本は遅れていると言われている。 なお日本が進めているEPAは、関税撤廃だけでなく、規制や制度の改正も含めたFTAのことである。 今回の主役となるTPPもFTAの一種だが、関税即時撤廃、例外なし、を踏まえると、過激なFTAと言えるだろう。
読書の軌跡
50ページ | 2011/12/28 00:28:43 |
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