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さえさん がこの本を手に取りました。さえさんは、これまでに133冊の本を読み、40,973ページをめくりました。
本の紹介
100% [全292ページ]
状態 読み終わった！
2011/11/05 14:24:19更新
著者 山田 詠美 ブックリンクされた本
-評価
★★★★★感想
それぞれに特別な欲望を持つ幼馴染の4人の成長、友情、人生の物語。
それぞれの人生の終わりが死亡記事という形で明示されていてとても切ない。本編では4人ともとても元気に過ごしているのに、終わりの形が示されていることによって、その時間はとても大切でかけがえのないものとなっている。千穂があんなに早く死んでしまうとは…
あと心太も。
仁美と心太の関係は特別な4人の中でも特に特別で、複雑で曖昧なものであり、それがまた切ない。最初と最後の死亡記事の仕掛けに私は自力では気づけなかった。
物語終了後からそれぞれの死までの人生も想像してしまう。
読書の軌跡
| 292ページ | 2011/11/05 14:24:19 |
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