海の都の物語〈3〉―ヴェネツィア共和国の一千年 (新潮文庫) [29回参照されました]
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本の紹介
100% [全219ページ]
状態 読み終わった!
2011/07/16 17:24:56更新
著者 塩野 七生 ブックリンクされた本
-評価
★★★★☆感想
地中海の制海権を握ろうとした海洋都市が次々に現れ、なかでも最強のジェノヴァとヴェネツィアとの争いに焦点が当てられている。ヴェネツィアは国家に対する忠誠、共同体意識が強く、ジェノヴァは個人主義のるつぼという対比がおもしろかった。後半はヴェネツィアの女性の政治参加には神経質なほど警戒的だった話が書かれている。本書で紹介されている、「カヴァリエレ・セルヴェンテ」「奉仕する騎士」の制度は信じられない思いで読んだ。「だからこそヴェネツィアは持ちこたえたのです!」だと。
読書の軌跡
219ページ | 2011/07/16 17:24:56 |
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