チーズと塩と豆と [167回参照されました]
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本の紹介
100% [全208ページ]
状態 読み終わった!
2011/06/09 18:45:44更新
著者 井上 荒野 ブックリンクされた本
-評価
★★★☆☆感想
4人の直木賞をとった女性作家がその土地を舞台に書かれる短編小説アンソロジー。角田光代はバスク地方(スペイン)、井上荒野はピエモンテ州(イタリア)、森絵都はブルターニュ地方(フランス)江國香織はアレンテージョ地方(ポルトガル)。 その土地に伝わる家庭料理を通しての家族のありかたが描かれている。どの料理もおいしそうで目に浮かぶよう。よかったのはやっぱり好きな作家である森絵都さんの「ブレノワール」かな。絶好中だった母の思いが亡くなってはじめてわかるのが悲しい。それぞれの作家がどうしてこの土地を選んだのかなどエピソードがあとがきに書いてあるともっとよかった。
読書の軌跡
208ページ | 2011/06/09 18:45:44 |
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