犬がいた季節 [164回参照されました]
yuchanさん がこの本を手に取りました。yuchanさんは、これまでに778冊の本を読み、214,525ページをめくりました。
本の紹介
100% [全346ページ]
状態 読み終わった!
2021/08/19 22:29:30更新
著者 伊吹有喜 ブックリンクされた本
-評価
★★★★★感想
犬のコーシロー目線で語られる6編の連作短編集。昭和、平成、令和の時代にあった出来事をまざまざと思い出しながら高校生だった自分にタイムスリップしてしまった。最初のパン屋の優花ちゃん、勇気をだしてよかった。好きなことに夢中になったセナと走った日。阪神神戸大震災未曽有の被害だった。ルーズソックス、援交。平和だったけどモラルが崩れてきた平成。最後の2編は伏線の回収だった。匂いがわかるコーシロー。泣けた。齢を重ねるということは悲しいこともあり、勇気も出ることもありで最後は希望がみえとてもよかった。いい本に出会えた。
読書の軌跡
346ページ | 2021/08/19 22:29:30 |
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