日本史サイエンス 蒙古襲来、秀吉の大返し、戦艦大和の謎に迫る [1812回参照されました]
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本の紹介
100% [全272ページ]
状態 読み終わった!
2021/02/18 19:41:57更新
著者 播田安弘 ブックリンクされた本
-評価
★★★★☆感想
日本史を科学的に考察すると言う趣旨で、造船技術者である作者が、元寇、中国大返し、戦艦大和の3つの話題についてまとめた書。考えてみれば歴史家は文系の人が多いのだろうから、科学的な考察が足らないと言うのは自納得のいくところではある。確かに、大宰府に攻め込む程攻勢だった元軍が、夜の間船に戻って台風にあうと言うのは不思議な気がしていたので、湾の特性などから上陸地点が異なるとし、戦闘で過大な損失を被ったために退却する途上で台風にやられたとする作者の説に納得さた。また、大和の項目では、造船技術者と言う事で、船は悪くない、悪いのはそれを使い切れなかった人なのだと言う主張に、共感を感じた。
読書の軌跡
272ページ | 2021/02/18 19:41:57 | 結局、ダメだったのは船じゃなくて人だったと言うこと? |
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