始まりの木 [3330回参照されました]
yuchanさん がこの本を手に取りました。yuchanさんは、これまでに778冊の本を読み、214,525ページをめくりました。
本の紹介
100% [全320ページ]
状態 読み終わった!
2021/01/03 02:00:28更新
著者 夏川草介 ブックリンクされた本
-評価
★★★★☆感想
偏屈な大学准教授古屋神寺郎と院生藤崎千佳の神様を探す旅が素敵でいろんな場所に行きたくなった。「寄り道」弘前で古屋の過去がわかり、「七色」で京都の鞍馬の紅葉が目に浮かび行きたくなった。題名となった「始まりの木」の伊那谷の大柊。日本人にとって神というのはただ土地の人々のそばに寄り添い、見守るだけの存在。多くの日本人がともに歩んできた神々の存在を無自覚に失いつつあることにいち早く気づき、自分という船がどこに向かうべきかを考えなくてはならない。これはシリーズになるかな。続きが出れば読みたい。
読書の軌跡
320ページ | 2021/01/03 02:00:28 |
コメント
コメントするにはログインが必要です。