黄砂の籠城(上) (講談社文庫) [76回参照されました]
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本の紹介
100% [全320ページ]
状態 読み終わった!
2018/03/01 02:26:30更新
著者 松岡 圭祐 ブックリンクされた本
-評価
★★★★☆感想
義和団事件。教科書にでてくる清の時代の反乱としか知らなかったのだが、史実にもとづいた「東交民巷」の籠城の話。実在する柴五郎氏はすばらしい。「勝て。敗北に至った場合は生き延びろ。誇りを忘れるな。」潔く死ねと言う上官ばかりではなかったということ。各国が協力して敵に立ち向わなければならないところ、内通者がいると皆が疑心暗鬼になっているなか、日本人はたんたんとやるべきことを我慢強くこなす。いつも謙虚で、情け深い。誇りに思うと同時に自分を顧みて反省しなくては。下巻に行こう。
読書の軌跡
320ページ | 2018/03/01 02:26:30 |
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