ザ・ファシリテーター [2189回参照されました]
taka_akiさん がこの本を手に取りました。taka_akiさんは、これまでに3,187冊の本を読み、938,315ページをめくりました。
本の紹介
100% [全353ページ]
状態 読み終わった!
2009/06/10 12:26:13更新
著者 森 時彦 ブックリンクされた本
評価
★★★★☆感想
小説仕立てと言うこともあり、ぐいぐい引き込まれてあっという間に読み終えてしまいました。
ファシリテーションって言葉は知っていたんですけど、具体的にどう言うものなのかって知りませんでした。
本書、主人公である黒澤涼子が、ファシリテーションを通じて、畑違いの製品開発センターの立て直しに取り組み、そして、その活動を通じて生じた流れは…みたいな感じでドラマチックに話が進んで行きます。
ホント、仕事って人とすることなんだよなーと改めて考えさせられた一冊。
・タックマンモデル:組織は、形成(フォーミング)された後、すぐに機能(パーフォーミング)しはじめるのではなく、その前に、ストーミング(混乱・対立)があり、ノーミング(統一)が進んではじめて機能しはじめる
・受容>データ流動>目標形成>社会的統制
・ジョハリの窓
・ストレッチゴール。10%削減を目標としていたら10%は達成できない。
・新しい状況では、立場やプライドにこだわっていては、物事は進まない
・新しいことをやっても、すぐにできない理由に戻るクセがある
・質問のメソッド:
- 全体を意識させる質問
- 分散(多様性)を意識させる質問
- コントロールできるものとそうでないものを意識させる質問
- 時間軸を意識させる質問
- 基準を意識させる質問
・アイスブレークの重要性
・アクティビティのグランドルールを定める
・感性に訴えかけるミッションステートメント
・ファシリテーションのポイントは、目標をノルマと感じさせず、チャレンジの対象と思わせ続けること
読書の軌跡
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