何もかも憂鬱な夜に (集英社文庫) [89回参照されました]
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本の紹介
100% [全197ページ]
状態 読み終わった!
2016/09/03 23:52:58更新
著者 中村 文則 ブックリンクされた本
-評価
★★★★☆感想
施設で育った刑務官の「僕」は、夫婦を刺殺した一週間後に控訴期限が切れれば死刑が確定する二十歳の未決囚・山井を担当している。「現在というのはどんな過去にも勝る。アメーバとお前を繋ぐ無数の生き物の連続は、その何億年の線という途方もない奇跡の連続はいいか?全て今のお前のためだけにあったと考えていいい。」と恩師の施設長に言われた僕は山井には「俺が言いたいのは、お前は今、ここに確かにいるってことだよ。それならお前はもっと色んなことを知るべきだ。命は使うもんなんだ。」と。。わたしでもがつんときて勇気をもらった。もやもやゆらいでいる若い人は読むべき本だと思った。
読書の軌跡
197ページ | 2016/09/03 23:52:58 |
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