草枕 (1950年) (新潮文庫) [120回参照されました]
とくこさん がこの本を手に取りました。とくこさんは、これまでに46冊の本を読み、11,505ページをめくりました。
本の紹介
4% [全156ページ(残り150ページ)]
状態 読んでいるところ
積ん読時間:積ん読1年以上
著者 夏目 漱石 ブックリンクされた本
-評価
未評価感想
読書の軌跡
6ページ | 2015/05/26 08:01:33 | 喜びの深きとき憂愈深く、楽しみの大いなる程苦しみも大きい。これを切り放そうとすると身が持てぬ。片付けようとすれば世が立たぬ。金は大事だ、大事なものが殖えれば寝る間も心配だろう。恋はうれしい、嬉しい恋が積もれば、恋をせぬ昔がかえって恋しかろ。閣僚の肩は数百万人の足を支えている。脊中には重い天下がおぶさっている。うまい物も食わねば惜しい。少し食えば飽き足らぬ。存分食えばあとが不愉快だ。…… |
コメント
コメントするにはログインが必要です。