桜ほうさら [169回参照されました]
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本の紹介
100% [全605ページ]
状態 読み終わった!
2014/07/11 00:56:18更新
著者 宮部 みゆき ブックリンクされた本
-評価
★★★★☆感想
父の汚名をそそぎたい。そんな思いを胸に秘めた笙之助は、故郷をでて文書や書物に関わる生業を持ち、長屋の人情にふれながら謎を解いていく。和香さんという人にもめぐりあえて桜のように淡く優しく長編だがまったく飽きさせなく読むことができた。「嘘というものは、釣り針に似ている。釣り針の先には返しがついていて、一度引っかかったらなかなか抜けない。それでも抜こう思うと、さらに深く人を傷つけ、己の心も抉ってしまう。だから、つまらぬことで嘘をついてはいけない。嘘は、一生つきとうそうと覚悟を決めたときだけにしておきなさい。」
読書の軌跡
605ページ | 2014/07/11 00:56:18 |
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