やさしさを「強さ」に変える心理学 (PHP文庫) [71回参照されました]
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本の紹介
100% [全232ページ]
状態 読み終わった!
2013/08/12 09:15:40更新
著者 加藤 諦三 ブックリンクされた本
-評価
★★★★★感想
加害恐怖は自分が傷つきたくないという、他人の好意への執着の結果としての恐怖。
本当に自分の感情を出して本当の経験をしたことがない。
対立で心理的に成長する。
ここでイヤといえなければストレスで今晩ねられなくなるぞ、と自分に言い聞かす。
あなたが彼らからいい人と思ってもらおうとすれば、ストレスの原因になるだけである。
感情的恐喝。相手の言いなりにならないと自分が罪の意識を持つように、感情的に操作されること。
友人ならもともとこちらがそれほど困ることをたのんでこないのではないか。
こちらこそ、あなたを友達と思っていたのに。
ずるい人は「私が欲しい」とはいわない。
ずるい家老は「私が欲しい」とは言わない。「家の改築のために」と言う。
仕返しをしないシグナルを無意識に送っている。
とにかくあなたは人を見る能力がまったくない
もう自分はたった一人でよい。嫌われてもよい。いい人などと思われなくてもよい。尊敬などされなくてもよい。馬鹿にされてもよい。もう誰もいらない。
ずるい人にそこまで振り回された自分の弱さに反省することから出発する。
苦い経験を生かして、人間のいる世界で生きることで、世界が広くなる。
苛めに負けそうになった時に、ここで負ければ苛めはもっとひどくなると自分に言い聞かす。
こちらの態度が相手のズルさを引き出すこともある。
何事にも「はい」と言うことは問題を解決することではなく、時には問題を大きくすることになる。
どんな小さな苛めでも苛めを受け入れてはいけない。
ずるい事をして成功した人は、次もずるい事で成功しようとする、その次も、失敗するまでやめない。
自分が感情的恐喝にあっているとおもった時には「強く」なることである。
何か好きなことをする。
気持ちいいという体験をする。
何か小さなことでいいから毎日実行する。
自然と接する。
「べき」を捨て去る。
世の中には、やさしいが弱いあなたが想像もできない人がいる。
自分を強くすることは自分の心を楽しくすることである。
読書の軌跡
232ページ | 2013/08/12 09:15:40 |
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