催眠―Hypnosis (小学館文庫) [60回参照されました]
milkywayさん がこの本を手に取りました。milkywayさんは、これまでに2冊の本を読み、715ページをめくりました。
本の紹介
100% [全509ページ]
状態 読み終わった!
2013/03/09 09:20:07更新
著者 松岡 圭祐 ブックリンクされた本
-評価
★★★☆☆感想
「多重人格」「精神病」
こういう病を持ってる人への偏見は私も持ってしまっている。
「誰しもがお酒で酔えば変な行動をとるし、眠っている時にには夢という幻覚をみる。人間生きていれば正常であり異常である。」妙に納得した。
私を含め、多くの人は催眠術がパフォーマンス化されていることも受け入れてしまってる。
実際に精神治療を見る機会もないし、催眠術といえばTVでたまに見かける程度だからだろう。
TVの世界は楽しむために作り上げられていて、ニュースも含めそれがが全てではないということを忘れてはいけないと思った。
純朴な由香の両親の姿に自分が重なった。純粋で人情に熱い。それがいいことだと思ってる。けど、それだけではいけないし、そんな自分に逃げている気がした。
親子関係の間での些細な出来事、お互いの意識の違いで起こった精神分裂。
普段の生活でも、自分では思いもよらないところで人を傷つけてるだろう。
それを全て回避することはできないだろうが、たまには自分の言動を振り返ってみることが必要だと思った。
読書の軌跡
105ページ | 2013/02/22 14:11:38 |
509ページ | 2013/03/09 09:20:07 |
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