有頂天家族 [171回参照されました]
ぼんぼんさん がこの本を手に取りました。ぼんぼんさんは、これまでに145冊の本を読み、49,132ページをめくりました。
本の紹介
100% [全357ページ]
状態 読み終わった!
2008/07/30 00:32:04更新
著者 森見 登美彦 ブックリンクされた本
-評価
★★★★★感想
★5つでも足りない!!
いままでなんでこれスルーしてたんだろうか自分・・・。
おかしくて粋でかわいくてアホで、ラブあり、悪役との一大スペクタクル決戦あり、家族愛あり、笑いの中にサラリと人生の真理をつく言葉で泣かせてくれて。。。
目の前が開けてくるような、自然と笑顔になれるような、でーっかい愛の物語でした。
この小説の根っこでもある、お父さんの最後の言葉。「うんうん!」って泣き笑いでかみしめましたよ。
この爽快感をうまく表す語彙力を持ってないのが悲しすぎるorz
でも読んでるあいだすっごい楽しかったです。こんな小説読んだ事なかった!
「小説の力ってすごいんだな!」って久しぶりに思わせてくれた作品でした。
どうでもいい読書中の雑感といえば、ベクトルは真逆だけれど、読んでて鬼太郎とか京極堂とか帝都大戦を思い出しました。普段目にしている町なみの中で、少し視点をずらせば人間がすっかり脇役になってしまうような。
「鴨川ホルモー」といい、こんな突飛な設定も違和感なく嵌る京都という町の懐の深さも思い知った気分です。
あと、海星ちゃんかわいかった。ツンデレってこうゆうこと?すごい説得力あったわ。。。腑に落ちました。
積読中の「夜は短し~」も読もっと。
読書の軌跡
88ページ | 2008/07/27 18:51:20 |
174ページ | 2008/07/27 23:52:58 |
357ページ | 2008/07/30 00:11:53 |
コメント
コメントするにはログインが必要です。