感傷夫人 (1959年) (角川文庫) [53回参照されました]
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本の紹介
100% [全306ページ]
状態 読み終わった!
2012/07/17 22:33:18更新
著者 伊藤 整 ブックリンクされた本
-評価
★★★★★感想
流れるような不思議な文章。
少しダークな面も描かれてはいるものの
すごく綺麗な文章なのです。
一人の男とその男が犯したある過ち。
そのせいで彼のいとしい人との間に
亀裂が生じてしまうのです。
だけれどもその過ちの元となった人も
散々苦しんだのです。
だけれどもこうなったとしても
今の女性にはこう思う気持ちは決してないでしょう。
そこの点、倫理の低下は嘆くべきことで…
美しい作品でした。
最後の終わり方はなお、美しいです。
読書の軌跡
120ページ | 2012/07/17 21:55:48 |
250ページ | 2012/07/17 22:21:36 |
306ページ | 2012/07/17 22:33:18 |
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