あの川のほとりで〈下〉 [77回参照されました]
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本の紹介
100% [全410ページ]
状態 読み終わった!
2012/05/23 02:00:42更新
著者 ジョン アーヴィング ブックリンクされた本
-評価
★★★★★感想
やはりアーヴィングは面白い。ニューヨークタイムズ紙のミチコ・カクタニが「この作品はアーヴィングの特徴のショーケースである」と言っているように、これまでのアーヴィング作品を思い出しながら、面白く読めた。後半、時系列に沿わなくなってからもアーヴィングらしい周到さで話が見えなくなることはなかった。また時間をかけて少しずつ詠んだが、アーヴィングは詳細に書き込む作家だから、時間がたっても細かい部分を忘れることもなかった。登場人物が死んだと書かずに過去形で語るところなどは、スタインベックの書き方を彷彿とさせる。物語を組み立てていく描写は、アーヴィングもこんな風に書いていくのだろうかと興味深く読んだ。
読書の軌跡
410ページ | 2012/05/23 02:00:42 |
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