ウチのシステムはなぜ使えない SEとユーザの失敗学 [303回参照されました]
taka_akiさん がこの本を手に取りました。taka_akiさんは、これまでに3,187冊の本を読み、938,315ページをめくりました。
本の紹介
100% [全205ページ]
状態 読み終わった!
2008/04/14 09:05:51更新
著者 岡嶋 裕史 ブックリンクされた本
評価
★★★★★感想
この業界で働いていながら「その通りだなー」と思ったので星五つ。
SIer側の視点と言うより、SIerに発注する側の視点メイン。かつ、SIerの内情を知っている方からの厳しいご指摘多々。つまりは、「甘言を弄するSIerに騙されちゃ駄目だよ」本。
人月の怪しさ、オブジェクト指向云々とかの専門用語に要注意!だったり、SIerの内部は営業、技術者の乖離激しかったりってこと(身に覚えありまくりっす)とかの指摘もあったり、読めば読むほど「自分て山師みたいなもんだな…」って思ってしまったり。
業界が新しい(と言っても最近ではそうではないのかもですけど)とは言え、時代、お客さんに合わせて業界自体が進化して行かないと、いずれは、「必要だから使っているけど、なんとも扱いづらい奴ら」のレッテルを貼られてしまいますよね…。ってすでに貼られている?!
後半にある「プロジェクト崩壊のシナリオ」ケーススタディは非常に面白いです。発注側とSIer側の思惑が上下段に書かれていて、リアルタイムでその進行具合が分かると言う。って、面白いというより、背筋が凍りますが…。
読書の軌跡
20ページ | 2008/04/13 15:44:07 |
104ページ | 2008/04/13 17:13:01 |
108ページ | 2008/04/13 19:56:01 |
205ページ | 2008/04/13 22:14:07 |
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