ローマ人の物語〈20〉悪名高き皇帝たち(4) (新潮文庫) [129回参照されました]
Spider_Menさん がこの本を手に取りました。Spider_Menさんは、これまでに36冊の本を読み、7,709ページをめくりました。
本の紹介
100% [全233ページ]
状態 読み終わった!
2010/08/14 20:48:21更新
著者 塩野 七生 ブックリンクされた本
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読書の軌跡
233ページ | 2010/08/14 20:48:21 |
コメント
Spider_Menさん(2010/08/14 21:04:28)話が単純化されて極悪非道みたいなイメージしかない感じのネロ帝ですが、色々失敗がありつつも別にあえて悪い事をしようとしていた訳でも無く、善政と言える業績も無い訳でなく、死後墓前にはお供え物も絶えなかったとか。また強権で皇帝位を強奪したとかでもなく、かつ皇帝就位時は国民になかなかの人気だったとか。キリスト教弾圧の影響もあると思いますが、何かにつけやはり単純化されたイメージで伝わりやすいものだなぁ、と思いました。後やはりカリグラ帝の場合もそうですが、いくらなんでもあんまり若くして皇帝になるとアレなのかな、と思いました。ちなみにカリグラ帝も就位時は国民からかなりの人気だったらしいです。それからこの辺りの巻を読んでいて、ローマの皇帝というのは強権と高い地位に安住してこの世の春を謳歌する人、という感じで無く、日々大変な重責を負ってハードワークをこなさなければならない大変な仕事、という感じがしました。アメリカの大統領とかのイメージに近い感じというか。。
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