少女 (双葉文庫) [352回参照されました]
Yuuichi_sashaさん がこの本を手に取りました。Yuuichi_sashaさんは、これまでに124冊の本を読み、34,608ページをめくりました。
本の紹介
100% [全328ページ]
状態 読み終わった!
2012/02/27 20:15:23更新
著者 湊 かなえ ブックリンクされた本
-評価
★★★☆☆感想
湊かなえの作品、2回目の体験。
女子校生の草野敦子と桜川由紀の二人を中心に話が展開していく。
自分自身を見失いそうになっていたときに、人の死をみたい。という衝動をキッカケにして、自分自身を見つけていく。
この小説におけるキーワードは因果応報であり、作品ででてくる登場人物すべてに共通する。
最終的に血は血で贖われるといったところか。
残念なのが、死がなんであるのかの説明、あるいは描写が欠けているところだ。個人的には作者としての具体的な答えを用意しておいてもらいたかった。
ストーリーの展開も途中、飛躍している箇所が見受けられる。(例えばおっさんと敦子の関係)
今後の湊かなえの作品に一層の磨きを期待する。
読書の軌跡
56ページ | 2012/02/26 15:38:36 |
100ページ | 2012/02/26 19:31:19 | 死について由紀や敦子はどう考えてるのか未だわからず。 |
164ページ | 2012/02/26 23:33:27 |
196ページ | 2012/02/26 23:56:13 |
255ページ | 2012/02/27 00:44:21 |
328ページ | 2012/02/27 20:15:23 |
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