坂の上の雲〈1〉 (文春文庫) [281回参照されました]
Yuuichi_sashaさん がこの本を手に取りました。Yuuichi_sashaさんは、これまでに124冊の本を読み、34,608ページをめくりました。
本の紹介
100% [全350ページ]
状態 読み終わった!
2012/02/26 12:15:54更新
著者 司馬 遼太郎 ブックリンクされた本
-評価
★★★☆☆感想
秋山兄弟の幼少期から大学での生活までを中心に描く。
好古と真之の人となりがどの様にしてできていったのか、真之が正岡子規とどのようにして関わっていったのか。
何よりも驚かされたのは、兄弟揃ってもとは軍人志望ではない点だ。
それが後に豪傑として名を馳せる訳である。
私の興味の対象となる、正岡子規の病床についてはまだほとんど触れられていない。肺結核になり、松山の自宅で療養するはじめまでの描写である。
これから日清戦争に突入して行くが、高揚する雰囲気はまだ感じられない。平和と呼ぶには語弊があるが、戦争を志向する雰囲気でもなく、文章からは緊迫感は伝わってこない。
強いていうなら新しい巡洋艦が清国の2大戦艦に対抗できるかもしれないといった程度である。
読書の軌跡
116ページ | 2012/02/24 00:28:19 |
172ページ | 2012/02/25 14:47:17 |
216ページ | 2012/02/25 17:45:19 |
259ページ | 2012/02/25 22:08:15 |
316ページ | 2012/02/26 01:39:05 |
350ページ | 2012/02/26 12:15:54 |
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