空白の叫び〈上〉 (文春文庫) [84回参照されました]
mak246さん がこの本を手に取りました。mak246さんは、これまでに105冊の本を読み、44,761ページをめくりました。
本の紹介
100% [全414ページ]
状態 読み終わった!
2010/07/24 15:33:04更新
著者 貫井 徳郎 ブックリンクされた本
-評価
★★★★★感想
生まれや環境も違い、立場や考えの異なる3人の少年たちが殺人に至るまでの経緯を描いた上巻。それぞれの物語が同時に進行しながらも1人1人の背景や心理が丁寧かつ克明な描写で、加害者犯視点でありながら思わず納得させらてしまう。
3人を平行して描くことで、それぞれが抱える鬱屈した想いに関しての対比も表現されており、まさしく誰もが加害者になってしまう可能生があることを考えさせられる。
…3人の中では1番普通っぽく、幼い感じでありながら唯一計画的な殺人に至る神原の展開に注目しながら中巻へ!
読書の軌跡
414ページ | 2010/07/24 15:33:04 |
コメント
コメントするにはログインが必要です。