思考の整理学 (ちくま文庫) (ちくま文庫) [396回参照されました]
masmofさん がこの本を手に取りました。masmofさんは、これまでに51冊の本を読み、16,235ページをめくりました。
本の紹介
100% [全223ページ]
状態 読み終わった!
2012/02/14 14:27:43更新
著者 外山 滋比古 ブックリンクされた本
-評価
★★★★★感想
すごい本。
舌を巻いたが、1986年初版ということに驚いた。ある意味予言的な内容になっている。
感心した部分は沢山あったが、時の試練、に関してはなるほど、と思った。
創造やアイデア、個性が至上になりがちな現代で、芸術においては機能美という言葉をよく聞く。機能美とは間違いなく時の試練を経たものだろう。
独創性やアイデアはそのオリジナリティとは裏腹に50年、100年前の着想が下地になることが多い。
色々なメディアの形が登場して、センセーショナルな言葉が瞬く間に浸透する世の中で、真の意味での思考は難しくなってきている。
あまりに多い材料に困惑して、イエスで無ければノー、みたいな思考にも陥りやすい。
得るものがとてもおおいほんだ。
読書の軌跡
111ページ | 2012/02/11 14:14:26 |
202ページ | 2012/02/14 14:12:51 | とても良い本。本棚に入りそうだ |
223ページ | 2012/02/14 14:27:43 |
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