電子書籍の基本からカラクリまでわかる本 (洋泉社MOOK) [98回参照されました]
jah_yomouさん がこの本を手に取りました。jah_yomouさんは、これまでに39冊の本を読み、13,193ページをめくりました。
本の紹介
100% [全223ページ]
状態 読み終わった!
2010/06/20 07:43:14更新
著者 ブックリンクされた本
-評価
★★★☆☆感想
電子書籍ビジネスに関する最新数ヶ月の動向を加えた総集本。多くの専門家の視点から電子書籍ビジネスの時事情報を詳細多岐に解説していてこの分野の理解を深めるのに最適。
書籍・雑誌のデジタル化に向けた様々なビジネスモデルが立ち上がっているが、どのようなスタイルが読書の新スタンダードとして支持されてゆくのか未だ不透明だ。昨年物議をかもしたグーグルの書籍デジタル化構想は、「すべての情報を検索可能な形にすることはみんなの役に立つ」という乱暴ではあっても正論として支持される高い志でありチャレンジだった。日本における電子書籍普及の過程で、「紙の本」は終わり、これからは「電子」、と主張する根拠が売り手・買い手ともに過去の遺産にタダ乗りする目的に拠るならばコンテンツホルダーからは当然強い反発を招き、結局良質なコンテンツは消えてしまうかも。
つまり今がまさに発信側、受け手側ともにWin-Winの関係を築いて新スタイルを固める茨の道なのだろう。
読書の軌跡
223ページ | 2010/06/20 07:43:14 |
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