照柿(下) (講談社文庫) [111回参照されました]
ぼんぼんさん がこの本を手に取りました。ぼんぼんさんは、これまでに145冊の本を読み、49,132ページをめくりました。
本の紹介
100% [全336ページ]
状態 読み終わった!
2010/05/19 23:25:09更新
著者 高村 薫 ブックリンクされた本
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未評価感想
やっと読めた。見届けた。
むしむしぼうぼう、とにかくうだるような暑さの小説でした。暑さと湿度と情念との戦いだった。
3人の行く末は必然、という気もしたし、
ささいな、ほんのささいな出来事が人生を狂わせるやるせなさも感じた。
なんでこんな道しか選べないんだろう、
なんで無神経になれないんだろう、
なんでやりすごせないんだろう、、、
「なんで」と「諦め」の連続だった気がする。三人とも。
そしてしかるべき破滅。というか。
傍観することすら苦しい、なかなかしんどい小説でした。
合田雄一郎シリーズはLJしか読んだことがなかったので、
この作品での合田像にはちょっと驚きでした。
読書の軌跡
130ページ | 2010/05/19 09:22:13 |
188ページ | 2010/05/19 16:04:43 |
336ページ | 2010/05/19 23:25:09 |
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