ミハスの落日 (新潮文庫) [143回参照されました]
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本の紹介
100% [全385ページ]
状態 読み終わった!
2010/05/14 12:53:25更新
著者 貫井 徳郎 ブックリンクされた本
-評価
未評価感想
海外5都市を舞台にした短編集なだけに、登場人物も然ることながら舞台となる各都市の描写、会話内での言葉の捩りなどにも異国情緒が漂って翻訳ミステリとも思える作品に仕上がってる。
また、それぞれの作品が「美しい女性」とそれを取り巻く男性(必ずしも恋愛関係ではない)との展開になっていて、ヒューマンドラマとしの様相も呈しているが、その辺では海外をテーマにしつつも共感しやすく描かれていて好感が持てた。もちろんミステリとしての要素も短編作品ながらヒネリのあるものだし、5作品それぞれの作風がバリエーション豊かで派手さはないものの巧いと思わせる。
貫井作品好きの方には一読の価値アリ!
ちなみに、あとがきに作者の取材談があり、そちらも違った意味でお勧め。
…なんか旅行に行きたくなってきた。。
読書の軌跡
66ページ | 2010/05/07 20:43:34 |
147ページ | 2010/05/12 00:53:40 |
246ページ | 2010/05/13 01:24:16 |
340ページ | 2010/05/13 21:03:41 |
385ページ | 2010/05/14 12:53:25 |
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