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飛脚
飛脚(ひきゃく)は、信書や金銭、為替、貨物などを輸送する職業またはその職に従事する人のことである。佐川急便の商標でもある。単純な使い走りとは違い、事業が組織化されているのが特徴である。 飛脚は日本文化に独特のものとして考えられがちだが、西洋にも都市飛脚というものが存在した。それは帝国郵便や領邦郵便と激しい競争を展開した。他に西洋の飛脚は僧院飛脚と大学飛脚に加え、商業ルネサンスに貢献した飛脚もある。インカ帝国にもシャスキという飛脚ネットワークが存在し、馬と車が適さない山岳の通信を担った。公権に資する飛脚は地域に関係なく高い地位を占めた。その伝統に対する尊敬は、民間においても実用性に裏打ちされ揺るがなかった。 日本の飛脚 飛脚は飛脚走りと呼ばれる独特の走法で走った。これは一説には「ナンバ走り」という走法で、体のひねりをしないため、体力の消耗が抑えられるとされるが、飛脚走りがどのようなものか失伝し文献もないことから真偽のほどは不明である。