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湿原
湿原(しつげん)とは、湿地 (wetland) の一種で、淡水によって湿った草原を指す。英語では moor または bog と訳される。 湿原の種類 泥炭地と非泥炭地 淡水の湿地は、泥炭の有無によって分けられる。 泥炭地 水分が多いため微生物の分解作用に必要な空気が不足し、植物遺体がそのままの形で堆積している土地。 冷帯の泥炭はおもにスゲ属やミズゴケからなり、やわらかい。 熱帯でも年間降水量が3000ミリメートルを越える地域では熱帯泥炭地が形成されるが、砕けた樹木の幹からなる泥炭は黒くごつごつしている。 非泥炭地 植物遺体が分解されて残っていない、砂や粘土のような土地。 熱帯は気温が高くて分解が早く進むため、ほとんどの湿地は非泥炭地である。 フェンとボッグ 森林では落ち葉や枯れ枝が微生物によって分解され、土となることでまた植物に吸収されるため、養分が不足することはない。しかし湿原では植物遺体が泥炭となるため養分の循環が発生しない。そして泥炭地湿原は、植物遺体が堆積していくことにより年間約1ミリメートルほどの速さで厚くなっていく。