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宦官
宦官(かんがん)とは、去勢を施された官吏である。去勢技術は家畜に施すものとして生まれたため、宦官は牧畜文化を持つ国にのみ存在するという説があるが、現実には牧畜文化を持たない国においても宦官は存在した。 東アジア(日本以外)の宦官 古代中国に始まり、朝鮮やベトナム等、おもに中国の勢力圏の東アジアに広まった。(但し、日本は宦官文化に関しては東アジアの中では独特であるので下記のように別項を立てる。) 仕事 料理・清掃などの雑用(これが大部分であった。) 財産・神器の管理 身辺の護衛 継嗣の確認 皇子の学問や行儀作法教育 不穏な官僚の摘発 皇帝と宰相の連絡 供給源 異民族の捕虜・異国からの供物 志願者(自宮者) 宮刑を受けた者 中国 「宦」は「宀」と「臣」とに従う会意文字で、その原義は「神に仕える奴隷」であったが、時代が下るに連れて王の宮廟に仕える者の意味となり、さらに禁中では去勢された者を用いたため、彼らを「宦官」と呼ぶようになった。