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ジュブナイル
ジュブナイル(juvenile)は、ティーンエイジャーを対象読者とする小説のこと。20世紀の70年代頃に使われたが、21世紀にはあまり使用されない用語である。英米では、ヤングアダルト小説 (Young-adult fiction) やjuvenile novelあるいはjuvenile fictionと呼ぶ。ジュブナイルのみで文学用語として使用するのは日本のみのようである。なお、文学辞典にも載っていない。図書館では、ヤングアダルトの頭文字を取って「YA」の分類を設けている場合がある。一般でもそのような使用法が増えている。ジュヴナイルとも表記することがある。また、日本では少年向け冒険SFやそれを匂わせるものを意味したりする。 この年齢層を小説の対象として最初に提唱したのは、イギリスの作家だったサラ・トリマーで、トリマーは1802年に14歳から21歳までの読者を「young adulthood」と呼んだ。しかし、この年齢層が出版社によってマーケティングの対象とされるには長い時間がかかった。それらの年齢層に特に好まれた作品は『オリバー・ツイスト』『モンテ・クリスト伯』『大いなる遺産』『トム・ソーヤーの冒険』『不思議の国のアリス』『宝島』『ジャングル・ブック』など19世紀中にも幾つか発表されたが、1950年代になってからようやく、児童文学とも成人を対象とした文学とも異なる一つの分野として認識されるようになった。