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エッセネ派
エッセネ派(ヘブライ語: האיסיים‎)は、紀元前2世紀から紀元1世紀にかけて存在したユダヤ教の一グループの呼称。現代では複数の関連のある集団がまとめてエッセネ派という名で言及されていたと考えられている。呼称の語源は不詳。ファリサイ派から発生したと考えられるが、俗世間から離れて自分たちだけの集団を作ることにより自らの宗教的清浄さを徹底しようとした点で、民衆の中で活動したファリサイ派とも一線を画している。 起源として、セレウコス朝の王アンティオコス4世エピファネスが任命した大祭司イェホシュア・ベン・シモン2世(ヤソン)の正統性に疑義を呈し、抗議したグループにさかのぼる点でファリサイ派とは同源、あるいはファリサイ派から生じたグループであると考えられている。以後、エッセネ派においてはヤソンとその後継者たちを正統な大祭司でないとして「悪の祭司」という称号で呼ぶことになる。しかし、誰が「悪の祭司」とよばれたのかについては異論もあり、ハスモン朝のサロメ・アレクサンドラの息子ヨハネ・ヒルカノス2世とローマ人の同盟者たちが「悪の祭司」であると考えるものもいる。