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ウェルニッケ脳症
ウェルニッケ脳症 (ウェルニッケのうしょう、英:Wernicke's encephalopathy)とは、ビタミンB1(チアミン)の欠乏によって起こる脳症のこと。ビタミンB1の欠乏だけでも発症するが、アルコール多飲者に多くおこるため、アルコールも複合的に影響しているといわれている。ドイツの神経科学者で外科医のカール・ウェルニッケの名からつけられた。 症状 ウェルニッケ脳症はビタミンB1欠乏症により、部分的眼球運動障害、運動失調、(記憶障害を伴う)コルサコフ症候群を引き起こす。眼球運動障害では、外側に目を動かせなくなり、寄り目になってしまうことがある。運動失調では、急激に歩行が不安定になりどこかにつかまりながら歩くようになる。意識障害については、特に特徴的な症状はなく、軽い意識障害からこん睡状態になることもある。ウェルニッケ脳症がある程度回復してくると、目がゆれて、物が二重に見えたり、めまいがしたりする。精神的な症状により、無力や無気力になり、うつになってしまうこともある。 原因 飢餓による栄養障害は現在では非常に少なくなったが、アルコールの多飲やインスタント食品の偏食による栄養の偏りなどが発症要因になる。