私が語りはじめた彼は (新潮文庫) [4674回参照されました]
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本の紹介
100% [全297ページ]
状態 読み終わった!
2011/10/30 21:57:28更新
著者 三浦 しをん ブックリンクされた本
評価
未評価感想
「ダヴィンチ」で藤田香織がNO2に推していたことから、三浦しをんの著作で読み逃していた本書を読了。三浦しをんは、「コミカル系」「純文学系」「エンタ軽」「爆裂エッセイ」と本によって見せる顔が全く違うが、本書は、「秘密の花園」と同じドヨンドヨン純文学系。妻、愛人、元愛人、娘、弟子、捨てられた息子、義理の娘が大学教授の「彼」について語る。うなるほど文章がうまいし、中年の心情を20代の若さで書ききる力量は末恐ろしい。ただ、個人的には、やはり、「風が強く吹いている」「格闘するものに○を」や読書エッセイなどのコミカル系、読書への愛系列が好みではあるけれど。
読書の軌跡
297ページ | 2011/10/30 21:57:28 |
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