プルーストとイカ―読書は脳をどのように変えるのか? [105回参照されました]
うずちさん がこの本を手に取りました。うずちさんは、これまでに49冊の本を読み、8,681ページをめくりました。
本の紹介
100% [全384ページ]
状態 読み終わった!
2010/03/10 12:30:16更新
著者 メアリアン・ウルフ ブックリンクされた本
-評価
★★★★★感想
自分の頭では、少し難解で、読み返してばかりいましたが
読んでよかったと思える本です。
読字の歴史や脳科学的見地からの説明があり
なかなか知的好奇心をくすぐる内容。
特に、脳にはもとから読字専門の機能がないことに驚いた。
読字がこれほど大変な、奇跡とも言えるような行動だったとは…。
しかし、それが上手くできず、苦しむ人々に対し
何とかしてあげたいという著者の愛情が伝わってくる箇所もあり、感動した。
失読症は遺伝もあるらしく、自分の家系にそのような人がいなかったか、気になってしまった。
著者は英語圏の方だし、日本語の文化とは少し違うようだが、
それでも〔読む〕という習慣を輝かせてくれた本に感謝したい。
読書の軌跡
384ページ | 2010/03/10 12:30:16 |
コメント
うずちさん(2010/03/13 14:39:31)コメントするにはログインが必要です。