美容院と1000円カットでは、どちらが儲かるか?―できるビジネスパーソンになるための管理会計入門! [1189回参照されました]
taka_akiさん がこの本を手に取りました。taka_akiさんは、これまでに3,187冊の本を読み、938,315ページをめくりました。
本の紹介
100% [全246ページ]
状態 読み終わった!
2008/02/28 20:50:05更新
著者 林 總 ブックリンクされた本
評価
★★★★☆感想
餃子屋と高級フレンチに引き続き。
読みやすいのは相変わらず。今回はERPがメイントピックと言っても良いのかも。なのでSIの視点ってのも少し入ってきてます。その他にBPRなんてのも。
主軸は会計なのですけど、物語の組み立てが面白く、まるで推理小説を読んでいるかのような気分になってきます。
タイトルの比較、1000円カットであれば、客単価、限界利益(売上高ー変動費)は減るが、客一人当たりの固定費(客一人に要する時間(分)×分単価:分あたりの固定費)が減り、客は多くさばけるので、結果利益は増えると。なるほどー。
あと、後半で説明されている「責任予算」って概念。どうしても「担当だから」なんてマインドでいると考える機会少ないですよね。。自分含めて。
・経営者の責任は、キャッシュフロー責任。売上高だけではなく、コスト、在庫、売上債権、投資、有利子負債などに対しても注意を払うべき。
・営業部門の責任は貢献利益責任、回収責任、在庫責任。作った製品は全て売り、代金を回収するところまでが大事。
・製造部の責任は、品質、コスト、納期。QCDと呼ばれるもの。
ふむふむー。
読書の軌跡
94ページ | 2008/02/27 21:29:49 |
190ページ | 2008/02/28 18:30:46 |
246ページ | 2008/02/28 20:34:56 |
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