仕事の思想―なぜ我々は働くのか (PHP文庫) [673回参照されました]
taka_akiさん がこの本を手に取りました。taka_akiさんは、これまでに3,187冊の本を読み、938,315ページをめくりました。
本の紹介
100% [全261ページ]
状態 昔読んだ
2008/06/05 00:51:38更新
著者 田坂 広志 ブックリンクされた本
評価
★★★★★感想
もっともっと早いうちに読んでおくべきでした。
やっぱり「何のために仕事をするのか」ってことを考え続けることって、すごく大事だと思います。確かに「お金を稼ぐため」って言ってしまうのは簡単ですけど、それじゃお金のためだけに一日の大部分を費やしているって考えたら、それはそれでつまらない。
もっともっと、こう、生きていく上で、人生と言う視野から見た時の「仕事」って何なんだって自分として持っておくべきだと、改めて思いました。
全編通して、目から鱗なことばかりなのですけど、特に「ドキッ」としたのは、以下の一文。
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営業担当者のこころのなかに、顧客を説得して自由に操作しようという無意識の「操作主義」があるからです。営業担当者のこころのなかに、顧客を意のままに動かしたいと言う無意識があるからです。
しかし、当然のことながら、そうした営業担当者のこころのなかにある無意識の「操作主義」は、顧客も無意識に感じてしまいます。敏感に感じてしまいます。
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確かに、そう考えることありました。考えてみればえらい傲慢ですよね。ホントお前何様だって。
最後の章の「後生を待ちて今日の務めを果たす」という考え方も素晴らしいと思いました。どうしても「自分が自分が」って考えがちなところもありましたし。
こう言う良い本に出会えると、「本を読んでて良かったなー」と思います。
ちなみに、著者の方のサイトでは、ニュースレターも申し込めます。早速申し込みました。
未来からの風フォーラム
http://www.hiroshitasaka.jp/
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