明日を支配するもの―21世紀のマネジメント革命 [1238回参照されました]
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本の紹介
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2011/09/15 08:32:36更新
著者 P.F. ドラッカー ブックリンクされた本
評価
★★★★☆感想
ドラッカーの本久々。
・知識労働者が誰かの部下ということはありえない。同僚である。見習いの段階をすぎれば、自らの仕事については上司よりも詳しくなければならない。さもなければ、無用の存在となる。
・これからの時代にあって、確実なものは五つある。
1.先進国における少子化
2.支出配分の変化
3.コーポレート・ガバナンスの変容
4.グローバル競争の激化
5.政治の論理との乖離
・少子化の影響において大量移民が発生した場合、日本は深刻な状況に陥る。定年が早く、労働市場が硬直的であり、しかも大量移民を経験したことがない。
・チェンジリーダー(変化を機会としてとらえる者)がチェンジリーダーたるために必要とされるもの
1.変化のための三つの仕組み(体系的廃棄、継続的改善、成功の追求)
2.変化の機会を知るための手法
3.変化のための手順と予算
4.継続性との両立
・変化の源泉と呼ぶ七つの領域
1.自ら及び競争相手の予期せぬ成功と失敗
2.生産、流通におけるプロセスギャップ、価値観ギャップ
3.プロセスニーズ
4.産業構造と市場構造の変化
5.人口構造の変化
6.認識の変化
7.新しい知識の獲得
・成功への道は、自らの手で未来を作ることによってのみ開ける。
・致命的な誤りの原因は、税制や社会的規制、消費者の好みや流通チャネル、知的財産権などの経営環境が、自分たちの考えるような物であるに違いない、あるいは少なくとも、あるべきものであるにちがいないという前提に立つことにある。
・テクノロジストの条件
1.仕事は何かという問いかけを行うことである。
2.彼らテクノロジストが仕事の質を担保することである。
3.テクノロジストは知識労働者であることを認識することである。
・知識労働者たるものが考えなくてはならない問題。
1.自分は何か。強みは何か。
2.自分は所をえているか。
3.果たすべき貢献は何か。
4.他との関係において責任は何か。
5.第二の人生は何か。
ふむー、自分はマネージャとしても知識労働者としてもまだまだですなー。
読書の軌跡
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88ページ | 2011/09/12 08:16:09 |
96ページ | 2011/09/12 21:27:56 |
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