「頭がいい」とは、文脈力である。 [808回参照されました]
taka_akiさん がこの本を手に取りました。taka_akiさんは、これまでに3,187冊の本を読み、938,315ページをめくりました。
本の紹介
100% [全236ページ]
状態 読み終わった!
2007/12/04 19:42:56更新
著者 斎藤 孝 ブックリンクされた本
評価
★★★★☆感想
タイトルだけ読むと「えー」ってなりそうなあなた。それがそもそも間違っている!頭がいいことは良いことだ!そんなノリです。
自分も頭良くなりたいです…。
この本で主題とされているのが「文脈力」。これが無いとKYってことになるんでしょうね。飲み屋のママさんなんてのは、これに長けている。確かに。
スポーツ選手は、その場その時での文脈(周辺環境とかですね)を捉えて、瞬時に体を反応させる。そういう風に考えれば、一流スポーツ選手ってのはめちゃめちゃ頭いいんですよね。
文脈力のポイントってのが説明されています。大事ですね。人と話すにしても、戦争を回避するにしても。
(1)事柄の意味をつかまえ、文脈を押さえられること
(2)相手の文脈や、場の文脈に乗れること
(3)自分の文脈をきちんと伝えられること
(4)文脈を逸れても、元に戻れること
「っていうか」の威力。すごいですよね。「文脈ぶった切り器」ってのは言い得て妙。
その他、本を読むことが文脈理解の近道、翻訳も然りってことが紹介されていたり。ディスカッションを観察することで善し悪しを理解する「メタ・ディスカッション」の有効性とか。自分が見られたらどう評価されるのかしら。
そして、いろんな本を引用しているので、こう言った話題に関連して他の本を読みたい、って場合にも役立つ本ですね。
読書の軌跡
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56ページ | 2007/12/04 16:15:00 |
86ページ | 2007/12/04 16:24:12 |
106ページ | 2007/12/04 16:39:31 |
134ページ | 2007/12/04 16:53:32 |
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236ページ | 2007/12/04 18:53:58 |
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