クオリア入門―心が脳を感じるとき (ちくま学芸文庫) [2059回参照されました]
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本の紹介
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状態 読み終わった!
2007/09/17 12:23:08更新
著者 茂木 健一郎 ブックリンクされた本
評価
★★★☆☆感想
む、難しい。。けど、相変わらず「脳」は興味深いです。
冒頭で述べられる「私に見えていることの全ては、本当は、私の外にあるのではなくて、私の頭蓋骨の中にあるニューロンの発火の結果生ずる現象に過ぎないのだ。」という観点。なるほどーと。
認識する存在がいなければ、その事象は存在しないのと等価。誰も聞くことの無い音は存在しないのと同じ。って、昔聞いた禅問答のようなことを思い出しました。
クオリア(qualia)とは、、
「赤い色の感じ」や「ヴァイオリンの音色」など、私たちの感覚を特徴づける独特の質感を指す。
と説明されています。
自分自身が脳科学の専門でも何でもないせいもあり、難解な論理展開(って、僕が感じているだけか)が続くのです。
とは言え、興味深い話もあったり。コーラとミルクを間違えて飲むと言う話や、日本人とイヌイットの「白」に対する認識の違いや、「重生起(supervenience)」の話、両眼視野闘争における「利き目」の話、等々。
もっと、読みあさってみようっと。
読書の軌跡
0ページ | 2007/09/17 12:13:02 |
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