もの食う人びと (角川文庫) [5181回参照されました]
taka_akiさん がこの本を手に取りました。taka_akiさんは、これまでに3,187冊の本を読み、938,315ページをめくりました。
本の紹介
100% [全365ページ]
状態 読み終わった!
2011/06/23 22:09:44更新
著者 辺見 庸 ブックリンクされた本
評価
★★★★☆感想
すべての人類が食べなくては生きていけないんだと言う自明の事実を改めて突きつける一冊と言えるかと。
バングラデシュでは残飯を食べ、ミンダナオでは第二次大戦での「食人」を取材し、ドイツでは刑務所の食を体験し、クロアチア(旧ユーゴスラビア)では戦争の悲劇に触れ、等々、著者の体当たりの取材がまとめられています。
ソマリア、ロシア(チェルノブイリ)、択捉、韓国などなど、地域の事情、住む人々の状況は千差万別である状況でも、みんなみんな「食べつづけている」という事実は、当たり前のことだと頭では分かっていても、何だか不思議な感覚を覚えてしまうのでした。
読書の軌跡
26ページ | 2011/06/19 10:03:39 |
74ページ | 2011/06/19 13:00:27 |
146ページ | 2011/06/20 19:50:39 |
173ページ | 2011/06/20 22:04:51 |
243ページ | 2011/06/23 19:27:10 |
365ページ | 2011/06/23 22:09:44 |
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