畑村式「わかる」技術 (講談社現代新書) [892回参照されました]
taka_akiさん がこの本を手に取りました。taka_akiさんは、これまでに3,186冊の本を読み、937,886ページをめくりました。
本の紹介
100% [全189ページ]
状態 読み終わった!
2007/07/23 20:01:39更新
著者 畑村 洋太郎 ブックリンクされた本
評価
★★★★☆感想
「わかる」ってこと、言われるまで、どんなことか、良く分かっていませんでした。
「わかる」のフレームワーク、って概念自体、自分の中には無かったですから。
英語の「on」を、日本語訳の「〜の上で」って理解してしまうと、「The spotlights on the ceiling(天井にあるスポットライト)」で?となってしまう話や、ルート検索を「直感」ではなく「直観」で理解すると言った話、などなど。興味深い話多いです。
また、「経験主義」、「勘」、「丸暗記」に対して警鐘を鳴らすとともに、「占い」自体を否定しないスタンス。なんだか、この辺りからワクワクしてきてしまいました。偏ってないなーって感じで。
著者の方がとあるところで、社長さんに投げかけられる質問「この部屋に来るまでに何段階段を上ったの?」。そして、検討、推定を重ねて答える著者。
本を読むことって、知識を貯える上では、非常に有効な手段だと思っています。でも、この本でも述べられているように、自分がいかに課題を見出し、それを解決して行くのか。すなわち「知恵」が、この時代ならなおさら大事になってくると思っています。もちろん、読書は最低条件、それ以外にも、知識を得る手段は沢山あるのですし。それから先が勝負だと。
マニュアル通りにやってて上手く行くなら、そんな苦労も無い訳で。って、そんな世界つまらなさすぎます。
読書の軌跡
54ページ | 2007/07/22 16:40:43 |
189ページ | 2007/07/23 18:59:11 |
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