ばんば憑き [188回参照されました]
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本の紹介
100% [全372ページ]
状態 読み終わった!
2011/06/04 22:12:18更新
著者 宮部 みゆき ブックリンクされた本
-評価
★★★★☆感想
江戸物傑作全六編。宮部さんの時代物は年とともにうまくなってきたと思う。『日暮らし』の政五郎親分とおでこがでてくる「お文の影」。『あんじゅう』の青野先生と悪童三人組がでてくる「討債鬼」と懐かしい顔に会えたのも楽しかった。でもなんといってもずんと響いたのは表題の「ばんば憑き」亡者の恐ろしさとともにせつなさも湧きあがり忘れられない話になりそう。「野槌の墓」もよかった。付喪神となった野槌の悲しい過去。何でも屋源五郎右衛門と猫又にはまた会えそうな予感。
読書の軌跡
372ページ | 2011/06/04 22:12:18 |
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