あやかし草紙 [63回参照されました]
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本の紹介
100% [全565ページ]
状態 読み終わった!
2019/02/15 00:23:32更新
著者 宮部みゆき ブックリンクされた本
-評価
★★★★☆感想
三島屋変調百物語伍之続。「開けずの間」、もんも声にまつわる「だんまり姫」、災難を起こさないように守っている「面の家」、寿命がわかる「あやかし草紙」、生霊が猫になる「金目の猫」の五編。塩断ちが元凶で行き違い神を呼び込み、次から次へと不幸に見舞われ、家族がみな亡くなっていく「開けずの間」が一番怖かった。何でも願いをかなえる代わりにそれに見合う対価をよこせなんてものは神様であるはずがないのに、信じてしまうとは人はなんておろかで弱いのだろう。第一期完結篇ということは幸せをつかんだおちかの物語がおわり、途中から一緒に聞いていた絵心ある富次郎が聞き役になるのかな。それもまた楽しみ。
読書の軌跡
565ページ | 2019/02/15 00:23:32 |
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