取り残される日本の教育 わが子のために親が知っておくべきこと (講談社+α新書) [249回参照されました]
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本の紹介
100% [全208ページ]
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2018/12/16 13:16:19更新
著者 尾木 直樹 ブックリンクされた本
-評価
★★★★☆感想
(p57)他者と比べる相対評価ではなく、その子ども自身が設定した目標に到達したかどうかというシンプルな絶対評価を行っていました。
(p61)フィンランドの学校では…一つの教室の中に、同じ学年の子どもが揃っていながら、授業は完全なる個別指導で行われます。
(p62)フィンランドの教育で追求されている「平等主義」は、すべての子どもが〝等しく理解すること〟であり、〝等しい指導を受けること〟ではありません。
(p109)それ(アクティブ・ラーニング)を実現するには、まず教師や学校、さらには保護者や地域、社会全体が、子どもの豊かな学びのために何ができるのかを主体的に考え、語り合い、協働していく必要があるように思います。(子どもに教えていく側の立場の人たちが、世界標準の学力(蓄積した知識や技術を他者と協働しながら活用し、問題解決へとつなげることができる能力)を持っていないということか、と思った)
(p131)1980年代後半から1990年代にかけて、世界が重工業を中心とした産業社会から「ポスト産業社会」へと移行した時期に、北欧の国々は経済不振に陥った企業を救済することより、新しい情報化産業の受け入れを重視しました。旧産業の企業経営が傾き、失業者が街に溢れたとき、十分な失業手当を与え、失業中に学校で学び直すことで、新たな資格や能力を身につけ、新しい職業を担える人材を育成することに力を入れたのです。言い換えると、国は企業や経済界に投資したのではなく、人に投資したということです。
読書の軌跡
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75ページ | 2018/11/22 15:27:37 |
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99ページ | 2018/11/26 13:20:34 |
105ページ | 2018/11/26 21:22:08 |
112ページ | 2018/11/27 18:13:50 |
155ページ | 2018/12/11 22:46:17 |
167ページ | 2018/12/13 23:58:17 |
208ページ | 2018/12/16 13:16:19 |
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