遺言。 (新潮新書) [71回参照されました]
yuchanさん がこの本を手に取りました。yuchanさんは、これまでに778冊の本を読み、214,525ページをめくりました。
本の紹介
100% [全192ページ]
状態 読み終わった!
2018/11/15 23:44:26更新
著者 養老 孟司 ブックリンクされた本
-評価
★★★★☆感想
とりあえず感覚器に与えられた第一印象を感覚所与という。感覚所与は「違う」けれどわれわれは頭の中でそれを「同じにする」。動物はイコールがわからない。等価交換ができない。動物は絶対音感がある。人間は忘れていくのだ。現代の若者が実際にヒトに接するよりSNSを好むのは生身のヒトは雑音を含みすぎている。意味をもたない。そんなものはいらない。面倒くさい。都市は意識の世界であり、意識は自然を排除する。人工的な世界はまさに不自然なのである。子どもは自然である。結果が不明である。そんな危ないものは関わらないほうが無難じゃないか。とりあえず心に残った養老さんのつぶやきを書いておく。まあ考えてみればと言うこと。むずかしいけどおもしろかった。
読書の軌跡
192ページ | 2018/11/15 23:44:26 |
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