瑕疵借り (講談社文庫) [103回参照されました]
yuchanさん がこの本を手に取りました。yuchanさんは、これまでに778冊の本を読み、214,525ページをめくりました。
本の紹介
100% [全336ページ]
状態 読み終わった!
2018/11/04 20:26:11更新
著者 松岡 圭祐 ブックリンクされた本
-評価
★★★★☆感想
瑕疵という言葉を知らなくて手に取った本。いわゆるわけあり物件に心理的瑕疵を取り除くために短期間住むことを生業としている藤崎。藤崎の観察力、洞察力によってなぜ前の住人が亡くなったかが明かされていく。原発職員とアルバイトの学生交流が書かれている「土曜日のアパート」、義兄になった「保証人のスネップ」、自殺した長男の思いがわかる「百尺竿頭にあり」、突然死した母が隠していた「転機のテンキー」の4編からなる。短編だからもの足りなさはあるがあまり聞いたことがないところに目をつける松岡さんにはずれなし。
読書の軌跡
336ページ | 2018/11/04 20:26:11 |
コメント
コメントするにはログインが必要です。