ヒトラーの試写室 (角川文庫) [133回参照されました]
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本の紹介
100% [全480ページ]
状態 読み終わった!
2018/07/23 01:06:26更新
著者 松岡 圭祐 ブックリンクされた本
-評価
★★★★☆感想
戦時中ナチスがタイタニックの映画を作っていたこと、ナチスと日本の合作映画もあったという史実をもとにこの小説が作られたらしい。相変わらず松岡さんは文庫で質が高い。ナチスの、イギリス軍機に病院船を反ドイツの鉄十字に偽装し襲わせ、特殊技術を駆使して鉄十字を赤十字に変換しその映像を上映し、集まった世界中の記者に嘘を吹き込む。そのアイディアは円谷のもとで働いていた日本人の技師の彰だった。ここでどのように難を逃れるのか、手に汗を握る展開でどんどん引き込まれ一気に読んでしまった。CGのない時代、寒天、鰹節まで使うとは!
読書の軌跡
480ページ | 2018/07/23 01:06:26 |
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